休日に仕事の電話は労働基準法違反?【ブラック会社への立ち振る舞い方教えます】

休日に仕事の電話【2020年2月18日更新】【2020年4月7日更新】

今回の記事のポイントは休日に会社や上司から仕事の電話がかかってくる場合は時間外労働になる可能性が高いというところです。

休日に仕事の電話がかかってくると休んだ気になりません。

この記事を読み進めることによって、休日に仕事の電話がかかってくる煩わしさから解放されるかもしれません。

【本記事の特徴】

 

○休日の仕事の電話についてその違法性の基準がわかる。

○周りのサラリーマンがしている対処方法がわかる。

○トラブルが起きる前に何があってもいいような準備の仕方がわかる。

休日に仕事の電話は立場が低い人ほど実はかかってきやすい

休日に仕事の電話がかかってくる人は、実は立場が低い人ほどかかってきやすいという統計調査があります。

立場が上にいけばいくほど休日に仕事の電話はかかってきにくくなります。

これには理由があり、特別な緊急事態を除いて、上司の休みに部下が電話するということはまずないからです。

僕は、休日という休日を一度も経験したことがないよ!毎日電話の嵐。奥さんにもすごく嫌がられていたんだ。

休日に仕事の電話がかかってくる理由

休日に仕事の電話がかかってくる理由は、その人がいないと仕事が回らない状態が職場内で起きているからです。その場合、そこの上司は遠慮なく休日の部下に電話するでしょう。

その部下に何かしらのミスがたとえあったとしても、休日は法律上守られている労働者の権利です。

そもそもの話ですが、指揮命令系統が如実に表れる仕事の電話をしてはいけません。

日本の多くの部下を持つサラリーマンはここのところをよく分かっていないのです。

むしろ、休日の仕事の電話は社交辞令として「休みの日にごめんな」という挨拶を「もしもし」の代わりにしてきます。本心は全く悪いとは思っていません。

休日の電話で仕事をせざるを得ないとき

休日の電話で仕事をせざるを得ないときがサラリーマンをやっていれば必ず訪れます。

立場が低い人ほど、いくら休日であっても、上司との関係を良くするためにもやらざるを得ないでしょう。

逆に上司の休日に仕事の電話をすると、もしかしたら怒られる可能性があります。

後の章でより詳しく解説しますが、この仕事をやらざるを得ないときは、関係上良く保つためにいつも通りしっかりと対応しなくてはいけません。

ただ、仕事をしたという証拠だけはしっかりと残しておきましょう。

ちなみに法律上の休日出勤手当がつく状態になっているかもしれないよ!又は、週に40時間以上働いている場合は超えた分は残業扱いだよ!

休日に仕事の電話の上手な対処方法とは

休日に仕事の電話が来ても居留守を使うのではなく、堂々と電話に出ることをおすすめします。ただ、電話での話し方ですが、上司に気を遣う下から目線での会話ではなく、堂々とどうしましたかと伝える事をおすすめします。

電話をかけてきた会社やその上司は、一応、建前上は「休日にごめんな」と言ってきます。そこで、気を遣って下から目線の会話をしてしまえば、仕事を押しつけられる可能性が増えます。

そして、お互いの会話の中で 休日の電話であるということを前提で話を進めるよう意識しましょう。強くそれを意識して話すことにより、会社や上司のペースに乗せられなくなります。

ブラック会社の特徴として、部下は上司に逆らってはいけない風習があるよね。休日の電話であるということを強く意識しようね!

休日に仕事の電話は実は労働基準法違反?徹底解説します

結論から申し上げて、休日に仕事の電話は労働基準法違反に鳴る可能性がとても高いです。ただ、日本特有の義理人情が訴えを起こすより泣き寝入りという選択肢を個人に選ばします。

今は泣き寝入りしているというように思わなくても、いつの日かあるかも知れない会社や上司と揉めて退職をせざるを得ない時、泣き寝入りしていた自分の頑張りを水に流すのは非常にもったいないです。

今回のこの記事により、少しでもそういった人を減らすことが出来ればと思い、私の経験も交え、徹底解説していきます。

休日に仕事の電話が労働基準法違反になる法的根拠

【労働基準法37条1項】
使用者が労働者に対し、時間外労働や休日労働をさせた場合には、通常の労働時間または労働日の賃金の2割5分以上5割以下の範囲内で命令の定める率以上の立で計算した割増賃金を支払わなければならない。

【平成6年1月4日政令第5号、割増賃金令】
割増率は、時間外労働については2割5分、休日労働については3割5分と定める。

労働時間とは、労働基準法上、『労働者が使用者の指揮命令下に置かれていると客観的に評価できる時間』となっています。

休日に仕事の電話を受けることにより、その関係性が認められれば上記に示した割増賃金の適用を受けることが出来ます。

休日に仕事の電話は法的グレーゾーンが存在する

休日に仕事の電話で1分や2分で終わるような電話だとしたら、それは労働時間にあたるのかどうかですが、現状今の日本国内ではあたらないという可能性が大きいです。

しかし、諦めるにはまだ早すぎます。休日に仕事の電話で1分や2分で終わる電話内容だとしてもその電話内容が上司からの指示に該当し、その指示に沿って電話を切った後、仕事をしている場合は十分に労働時間に該当します

会社や上司の知識不足故に気軽に電話をかけ、労働者の休日に仕事をさせる場合は、訴えられたとき、その証拠があれば会社は非常にまずい状態となります。

休日の仕事の電話は証拠を残すことが有効

休日に仕事の電話は基本的に個人携帯電話に電話が入ると思います。営業職のように携帯電話が貸与されていた場合は一手間増えますが、上手な証拠の残し方を紹介します。

今の携帯電話は昔と違い、ほとんどがスマホやiPhoneです。そしてそのスマホやiPhoneも全ての電話に対して着信時、発信時含め録音するということが出来ます。証拠を残すべき電話というのは突然来ます。そのためにも全て録音するという設定をしておきましょう。

録音した携帯電話のデータは携帯電話内でフォルダーを作り、重要と重要でないものを分けておくと良いです。重要でないものは一括削除出来る状態にしておくことによりデータの空き状態確保がやりやすくなります。

休日に仕事の電話ではなく休日に仕事のメールやLINEについて

休日に仕事の電話ではなくメールやLINEの場合は、そのメッセージに対して返信義務があるかどうかによって変わってきます。仮に返信義務が客観的に認められる場合は労働時間に該当しますが、連絡などの周知メッセージに関しては労働時間に該当しないという見解が出ています。

よくあるケースとしては、上司からのメールやLINEで、『上司からのメールは普通即座に返信するのが社会人でしょう』などと指摘された場合は労働時間に該当する上にパワハラに該当する可能性もありますので、そのメッセージの保存と今後のためにボイスレコーダーなどの録音準備をしておくべきです。

労働問題で一番強力な証拠はその時の現実を再現できる録音です。難易度は高めですが、いずれ自分を守る強力な武器となります。

休日の仕事の電話 みんなどうしている?徹底調査

休日の仕事の電話、皆さんはどうしているのでしょうか。徹底的に調べ上げました。

以下に3パターンの特に多かった特徴をまとめています。休日の仕事の電話に対して、どのように対応していくべきか具体的な特徴から自分に合う方法を模索してください。

特徴① 休日の仕事の電話は出ざる終えない人

特にサービス業の人がこの特徴に該当していました。

理由は、

○不特定多数のお客様を対応している中、全ての引き継ぎが難しく、いくら休日だからといって電話に出ないと店に迷惑がかかる。

○シフト制の中間管理職で、休みの日でも上司からの電話、部下からの電話で仕事をせざるを得ない環境。

休日に仕事の電話がかかってきて、出ざる終えない人は、どちらかというと休日に電話がかかってくること自体は、民間企業ならば当たり前という感覚の人が多かったです。

電話を切った後は出来るだけ仕事をしないようにしているという人も見受けられましたが、必要なときは仕事をしなくてはいけないという現れでもあります。もちろん、サービス残業でした。

特徴② 休日に仕事の電話は出ない人

休日の仕事の電話は上司からであっても部下からであっても、一切電話に出ないという人も見受けられました。

しかし、これが出来る人はその会社に入社して年月が経過している場合が多く、新人にはできるものではありません。

休日に仕事の電話を取らなくても次の出社時にラフに対応できる人間関係の構築が出来ている人がこの手の対応を取りやすい傾向にあります。

特徴③ 休日の仕事の電話は一度無視して時間を置いてから掛け直す人

意外と多かったのが、この特徴③の休日の仕事の電話は一度無視して時間を置いてから掛け直す人です。

わざわざ休日の自分に仕事の電話をしなくても自分らで仕事を回しなさいと言わんばかりの対応ですが、この手の方法をとっている人が実は多いです。

直ぐに電話を掛け直してこいなどと指摘されるようなことも少ないと思います。もし、そのような指摘をされたならばパワハラで訴えれる可能性が広がります。

休日に仕事の電話はトラブルになりやすい

休日に仕事の電話はトラブルになりやすいという傾向があることが分かりました。

これは日本社会の風潮かもしれませんが、上司からの電話で、部下は不満を溜め続けることによって引き起こるトラブルが特に多いです。

電話を受ける方は、休みという権利があるにもかかわらず、一方的な電話により、その権利を剥奪されます。部下の気持ちを考えると、辛いですね。

休日に仕事の電話がかかってくると休んだ気になれない

休日という法律で守られている労働者の権利ですが、会社から休日に電話がかかってくるとどうしても仕事モードをONにしなくてはなりません。結果、休日が休日でなくなります。

僕の場合は、そろそろ電話がかかってくるなという強迫観念みたいなものがあって、常に携帯を身から離せなかったよ。

休日に仕事の電話はサービス残業と一緒です

休日に仕事の電話を受けて対応することは、上司から見てもその人は素晴らしく見えるかもしれません。

しかし、その電話は自分の人生の時間を削っていますのでそれに見合った対価を貰わないといけませんが、実際にその対価を貰っている人は少ないです。

休日の仕事の電話で得られる物は、上司からの信頼です。信頼と言えばキレイですが、自分の人生の時間を割くほどの対価としては足りないです。

サービス残業と何ら変わりありません。サービス残業でも信頼は得られますが、サービス残業に関しては下記にリンクを貼っておきますので、是非ご覧ください。

休日に仕事の電話が常態化しているならブラック会社の可能性

休日に仕事の電話が常態化しているならばブラック会社の可能性が高いです。通常の業務に関してもその傾向が如実に表れていると思います。労働時間を会社に都合の良い形に変えられていたりしていないでしょうか。

会社の経営方針を良く考え、自分の居場所が本当にそこで正しいのかを見極める重要要素に休日の仕事の電話を入れて考えて見てください。もし、仮にブラック会社という判断に至った場合は下記を参考にしてください。

いつトラブルが起きてもいいように証拠を事前に作る重要性

今がどんなに居心地の良い環境であっても月日が経つと状況が変わってしまいます。そのためにもトラブルになったとしても常に勝てる要素を自分で作っておくことが重要です。

休日にかかってくる仕事の電話は常に録音しておくことを強くおすすめします。

休日に仕事の電話が常態化している会社はずっと直らない

ブラック会社は、ブラックの状態から抜け出すことは非常に難しいです。

ブラック会社は、縦社会になっていることが多いです。

強烈な縦社会が根付いている会社で且つブラック会社ならば、その会社で頑張って環境を変えることよりも転職をして違う会社でその分頑張った方がよっぽど効率的です。

終身雇用が終わりを告げた昨今、自分の居場所を居心地の良いものに変えていくには自分自身の行動が必要です。

先日この様なツイートをしました。休日の仕事の電話もブラック会社に当てはまります。有益な人生にするためにも不必要なものを選別していきましょう。


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