バンドワゴン効果とは【マーケティングの心理学】

バンドワゴン効果を知ることで、「みんながやっているから私もやる」、「みんなが買っているから私も買う」などの「みんなが~」の理由付けの心理を利用したマーケティングを考えられるようになります。

【本記事の特徴】

○心理学のバンドワゴン効果がわかる。

○人気を作り出すことができるようになる。

○マーケティングの質が上がる。

バンドワゴン効果とは

バンドワゴン効果とは、ある製品や事柄に対して、大勢の人がそれを支持している場合、その製品や事柄への支持がより一層高くなるという現象をいいます。

バンドワゴンとは、パレードの行列の先頭を行く楽隊車のことを指し、「バンドワゴンに乗る」という言葉があるように、時流に乗る、多勢に与する、勝ち馬に乗るという意味になっています。

対義表現はアンダードッグ効果です。このアンダードッグ効果は別の記事にまとめます。

バンドワゴン効果の具体例

【ラーメン激戦区の例】

ラーメン激戦区と聞くと、札幌や池袋、博多などを思い浮かべます。激戦区と呼ばれるだけあり、その地域にはラーメン屋が沢山あり、どこのラーメン屋に行けば良いか迷ってしまいます。

この場合、どのような基準を持ってラーメン屋を選びますか?

テレビで紹介されているラーメン屋、観光案内所で聞いたラーメン屋など、選ぶ基準は沢山あります。

たとえば、お昼時に「閑古鳥が鳴いているラーメン屋」と「行列ができているラーメン屋」があるとすれば、多くの人は行列ができているラーメン屋を選びます。

これには理由があり、多くの人がこの行列のできているラーメン屋を支持しているのを視覚で確認することにより、そのラーメン屋に行きたいという心理が働きます。この心理がバンドワゴン効果です。

「人が人を呼ぶ」「行列が行列を作る」などの言葉があるように、このバンドワゴン効果を利用して、さくらなどを用いてラーメン屋の新規出店をしている店舗も少なくありません。

ときに、あざとさもマーケティングには必要だよ。

【学校のみんなが見ているドラマやアニメ】

学校の教室で大勢が見ているドラマやアニメを自分がまだ見ていない場合、そのドラマやアニメが気になってしまう心情は多くの人がわかると思います。

実際に面白いかどうかは自分自身の尺度によりますが、「みんなが面白い」と言っているのであれば、そのドラマやアニメはきっと面白いものなのだろうと思ってしまいます。

これもバンドワゴン効果が如実に表れており、学校の教室内という狭い空間で あっても多数が見ているとその方向に自分の意見も同調したくなる心理が生まれます。

特に、クラスの中心人物が「面白いよ~」とか言っていると、その人と仲良くしたいからっていう理由で同調心理が生まれたりするんだよね。

バンドワゴン効果の応用

【バンドワゴン効果からみる改善点】

自分のお店の商品がどんなに良い物であっても、お客が来なければ売れません。良い商品=売れる商品、とはならないのです。

では、バンドワゴン効果からみる改善点ですが、仮に悪い商品を売っているお店が混んでいたとしてその商品が売れているとします。

売れる理由は明白で、悪い商品であっても売れる要素がそのお店にあるからです。

売れる要素とは、お客が入ってきやすいお店です。

お客が賑わえば賑わうほど、入店するお客が増えていきます。

勿論、商品開発の段階で良い物を作ることが前提となりますが、その商品開発と平行してお店作りをしていかなければなりません。

混んでいるお店には行きたくないっていう人がいるけど、追々その人に欲しい商品がでてきたら、結局混んでいるお店で買う人が多いんだ。

【バンドワゴン効果を作り上げる「人気の演出」】

バンドワゴン効果を作り上げる「人気の演出」ですが、これはよくSNSで見かけます。Facebookやtwitter、Instagramなど、一般人なのに極端にフォロワー数が多い人がいます。

これには理由があります。バンドワゴン効果を最大限活かしているからです。

おそらく、バンドワゴン効果を考えて行動してフォロワー数を増やしたという人は少ないと思います。結果として何故か多くのフォロワー数になったという人が多いです。

フォロワー数を伸ばすために必要なことは、自身のアカウントは人気があり大勢の人に見られているという演出を長く続けることが必要です。

結果、フォロワー数を伸ばすことができるのです。

バンドワゴン効果は集客に利用できる

バンドワゴン効果を利用し上手に管理していけば、コストパフォーマンスが最高に良い集客効果を期待できます。

具体例を挙げると、SNSを使った宣伝や飲食店のテーブル減少です。

SNSはフォロワー数が多ければ多いほど、こちら側のメッセージを伝えるのにとても便利で、広告費がほぼ無料です。

飲食店のテーブル減少はあえてテーブル数を減らし、回転率を上げ、お客様に店が混雑している人気店ということをアピールできます。

人気を故意に作ることは可能。

バンドワゴン効果の最終地点はトレンド化

バンドワゴン効果を上手に管理し、使っていくことにより、最終的にはそのお店や商品はトレンド化します。

トレンド化することができて終わりではもったいないですが、常にバンドワゴン効果を意識した取り組みをすることにより、トレンドの寿命も延びていきます。

もちろん、大前提としてお店としての商品の質、接客対応、見た目などしっかりしていないとダメですが、その基本が出ている状態で、且つ、バンドワゴン効果を考えているマーケティングをすれば、一層ビジネスチャンスを伸ばしていけます。

特に接客は大事だよ!どんなに良いお店でも悪い店員がいると一気にせっかく作り上げた印象が崩れてしまうんだよ。

まとめ

・バンドワゴン効果とは、ある製品や事柄に対して、大勢の人がそれを支持している場合、その製品や事柄への支持がより一層高くなるという現象をいう。

・売れる商品は良い商品とは限らない。

・バンドワゴン効果の最終地店はトレンド化。


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