シャルパンティエ効果【広告の心理学!マーケティング講座】

シャルパンティエ効果を知って、更に広告宣伝を極めていきましょう。

広告を作成する際、なにを基準に作成していますか?

企業として伝えたいことを広告文に入れるだけでは、広告としての力を最大限に生かしきれていません。

そこで、ターゲットに訴求したい情報をより魅力的に伝えるために心理学を応用して、戦略的なマーケティングを広げていきましょう。

【本記事の特徴】

○心理学のシャルパンティエ効果がわかる。

○シャルパンティエ効果を応用した広告宣伝の方法が具体的にわかる。

○マーケティングの質が上がる。

シャルパンティエ効果とは

シャルパンティエ効果とは、実際同じモノであっても脳が錯覚して、同じモノと感じない心理現象を言います。

たとえば、

同じ重さのふたつの物があるとします。

・片方が米や鉄などの重量物
・もう片方が綿や発泡スチロールなどの軽量物

だった場合、実際同じ重さであっても脳が錯覚して重さが違うと感じてしまいます。

この現象を心理学ではシャルパンティエ効果と呼びます。

一見、ビジネスには何の関係もなく感じますが、このシャルパンティエ効果を知れば知るほど、ビジネスと密接に繋がっていることがわかります。

広告代理店に勤めていたら必ず知っておかなければならない心理学のひとつだよ!

シャルパンティエ効果の具体例

シャルパンティエ効果の具体例を挙げていきます。

『東京ドーム何個分の』から始めるPR文

よく「東京ドーム○個分の~」からはじまる比喩があります。

それを聞くと、「そんなに広いんだ」などの感想を持つ人が多いでしょう。

しかし、よくよく考えてみると、実際の東京ドームの面積を知っている人は少ない上に、そもそも東京ドームに行ったことがない人も大勢います。

その中でこの「東京ドーム○個分の~」からはじまる比喩が使われる理由は、結果として、その土地が東京ドームと比較されたことにより、実際の面積を伝えるよりも広いという印象付けがされるからです。

この印象がシャルパンティエ効果にあたります。

店員の『只今30%オフセール開催中です!レジにて更に20%オフです!』の呼び込み

この呼び込みを聞くと、半額になるんだと思う人は割と多いと思います。

この場合、正確には44%オフです。これは数字の錯覚をお客に印象付けて、お得感を前面に出し、購買意欲を掻き立てる手法です。

僕は以前この手法に引っかかった経験があるよ。

シャルパンティエ効果を利用した企業戦略実例

シャルパンティエ効果を意識した企業戦略での成功事例を紹介します。

今では当たり前になってしまった手法も当時では真新しい切り口の手法でした。

全てを真似するのではなく、シャルパンティエ効果を理解して自分のビジネスに繋げていきましょう。

エステティシャン たかの由梨さん

たかの由梨さんは当時のエステ業界の広告表現に革新を起こしました。

今では当たり前となった広告宣伝方法ですが、広告にたった2枚の写真を並べ、beforeとafterの比較をする宣伝方法です。

「ニキビが治った!」「スリムになった!」などの言葉を付け加えることにより、お客への印象付けには充分すぎる効果がありました。尚且つシンプルな広告宣伝により、多くの顧客を獲得しました。

この手法はたかの由梨さんから始まり、今では他業種でも同じ方法をとっています。

広告の規制が厳しくなり、過度な表現はできなくなりましたが、それでもまだ尚一般的な手法のひとつとして知られています。

量販店の値付け1,000円と999円の違い

この手法はいつの頃からかお店に定着した値付けの仕方となりました。

ご存じの人も多いと思いますが値札が3桁か4桁かの違いだけで、印象が大きく変わります

これもシャルパンティエ効果に該当します。

世間の常識を上手に汲み取れている方法です。
今回の例でいえば1円の損を取り、多くのお客を呼び込む手法です。

シャルパンティエ効果を無意識的に取り入れるのではなく、なぜそうなるのかを理解したマネジメントをすることにより、より幅広いマネジメントができるようになります。

シャルパンティエ効果を意識したホームページ作り

シャルパンティエ効果を意識したホームページ作りを具体的に説明していきます。

例えば、商品を紹介するとしたとき、

・乳酸菌配合の青汁です。
・ヨーグルト20個分の乳酸菌の入った青汁です。

と書いた場合、後者のほうがよい青汁に感じます。この比較もシャルパンティエ効果を意図的に取り入れています。

更に、

・ヨーグルト20分の乳酸菌の入った青汁です。
・青汁1杯に200億個の乳酸菌の入った青汁です。

とした場合、後者の方がよりインパクトが強い表現になります。

多くの人が持っているイメージを分析し、具体的な比喩や数値を使って表現することにより、その商品の印象付けはより鮮明に浸透します。

この考え方の繰り返しにより、ホームページを作っていくと、コンテンツに魅力のあるホームページが出来上がります。

まとめ

○シャルパンティエ効果とは、もともと持っているイメージにより脳が錯覚し、実際の感覚とずれることをいいます。

○シャルパンティエ効果を利用した広告宣伝は、一層良いものに変わっていきます。

○シャルパンティエ効果はwebサイト制作にも応用できます。


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