ストループ効果【ストレスを与えないデザインルール(マーケティング心理学)】

ストループ効果はデザイン関係の整合性を取ることに有効ですが、マーケティングにも関わってくるビジネスの重要要素でもあります。

今回の記事ではストループ効果を深く掘り下げて説明し、応用としてビジネスに繋げる考え方や手法をまとめています。

【本記事の特徴】

○心理学のストループ効果を理解できる。

○マーケティングの整合性を理解できる。

ストループ効果とは

ストループ効果とは、文字意味と文字色のように同時に目にするふたつの情報が干渉し、その情報の解釈に通常よりもストレスを感じる心理現象をいいます。

1935年に心理学者のジョン・ストループによって報告されたことからストループ効果と呼ばれるようになりました。

ストループ効果を具体的に説明すると、

・赤色で書かれたという文字
・青色で書かれたという文字

というように、視覚から文字意味と文字色の両方の情報が干渉し合って飛び込んできたとき、脳内では葛藤が起こり混乱を起こす心理現象です。

ストループ効果からみる失敗事例

ストループ効果からみた失敗事例をまとめました。

ちなみに整合性のとれていないマーケティングをすると、とても悪い印象になってしまうから要注意だよ!

【大手求人サイトに掲載されている求人票に違和感】

「和気あいあいとした職場です」と求人票の事業所PR欄に載っている求人票をたまに見かけると思います。

和気あいあいとした職場ということを売りに求職者を集めようとしているのに、写真は何故か一人で淡々と作業している写真だったり、上司になるであろう人が一人で微笑んでいたりします。

和気あいあいとした職場ということを売りにするならば、スタッフを集め、いつもどおりの和気あいあいとした現場を写真に撮れば良いだけなのに、言葉と写真はそれぞれ別な意味を語った失敗事例です。

【情緒あふれる静かな温泉街と書かれた広告に載っている写真】

温泉街の広告は、PR文もさることながら写真も大きな魅力のひとつです。しかし、広告担当者がストループ効果を知らないがために起きてしまった失敗事例がありました。

情緒あふれる静かな温泉街と写真のまん中に書かれているに、その写真は人でとても賑わう温泉街でした。しかも、お祭りのときに撮ったような写真でした。これでは、静かな温泉街というアピールよりも人で賑わう人気温泉街とPRした方がよほど良いです。

【激安腕時計!と書いてあるwebリンクをクリックすると】

高級感あふれる腕時計のwebサイトに繋がったとしたら、その時点で直帰されます。

ストループ効果のマーケティング思考

視覚から入ってくる情報に整合性を持たせることによって、広告やホームページがより宣伝としての本来の意味を持つようになります。

限られた表現の中で最大限の効果を発揮する宣伝物にしていくことが重要です。

まとめ

・ストループ効果とは、文字意味と文字色のように同時に目にするふたつの情報が干渉し、その情報の解釈に通常よりもストレスを感じる心理現象をいう。

・整合性のとれた広告やホームページは宣伝物として本来の意味を持つ。


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