初頭効果とは【第一印象の心理学】

初頭効果は心理学の中でもとても有名な心理現象のひとつです。

ファーストインプレッションとも呼ばれます。

初頭効果と似た効果に親近効果とありますが、親近効果はまったくの別物です。

【本記事の特徴】

○心理学の初頭効果がわかる。

○初頭効果をビジネスや日常生活に応用できるようになる。

○マーケティングの質が上がる。

初頭効果とは

初頭効果とは、最初に与えられた情報が後の情報に影響を及ぼす心理現象をいいます。

人や物に対する第一印象が長い間残り続けるのは初頭効果の影響です。

初頭効果の例をだすね!次に書いてある単語を記憶してみて!

野球、サッカー、テニス、バスケット、卓球、水泳、ドッチボール、乗馬

もしかしたら、全て一瞬で記憶してしまう人もいるかもしれませんが、大体の人は卓球か水泳以降は曖昧になるのではないでしょうか。そして、一番最初の野球はしばらく時間が経っても覚えている人が多いのではないでしょうか。

そうです。これが初頭効果という心理現象です。

ファーストインプレッション(第一印象)は思っている以上に強く印象に残ります。そして、そのファーストインプレッションで得た情報は覆しにくいのです。

初頭効果の具体例

【アメリカ ブッシュ元大統領の有名な話】

アメリカのブッシュ元大統領は専属のイメージコンサルタントをつけていました。

ブッシュ元大統領はディベートの場では赤のネクタイ、釈明会見では青のネクタイを締めます。

そのイメージコンサルタントは、ブッシュ元大統領が世論の注目を浴びせられても、それを意図した方向へ持っていきやすいように、ファーストインプレッションを重要視していました。

赤は勝負の色、青は清廉潔白の色などと分けて、そのルールを常に持ち、ブッシュ元大統領のイメージ操作をしていました。

大統領レベルのイメージ操作はあって当然ですが、一企業であってもその企業のイメージ、商品のイメージというのは非常に大事です。

初頭効果を効かす簡単な方法

初頭効果を難しく考える必要はないです。なぜなら、初頭効果というのは人間の無意識的な部分である程度作り上げているからです。しかし、無意識的に作り上げているのであれば安定した成果を出すことはできません。

初頭効果を操作する簡単な方法を紹介します。

【初頭効果を意識して、単語の順番を並び替える】

初頭効果は第一印象で決まります。第一印象が悪ければ、その後も悪いままの可能性が高いですし、良ければ、良い状態で関係を保つことができます。

初頭効果を操作するコツとしては単語の順番に意識を向けることです。

下記に例を出して説明します。

1.これから会う○○さんは短気だけど、普段はとても優しい人なんだよ。

2.これから会う○○さんはとても優しい人なんだよ。短気な面もあるけどね。

意味的には同じ内容ですが、2番の方が良い印象になります。

これは先にポジティブな単語を付けているので、良い印象になるのです。同じ意味でも単語の並べ方によって印象が大きく変わります。

【キャッチコピーの9割は初頭効果からできている】

コピーライターの書くキャッチコピーの9割は初頭効果によって得られる印象です。

大手企業でCMを打つ際、広告を打つ際、ホームページを作る際など、キャッチコピーが非常に重要になり、そこに大金を支払います。

しかし、中小企業ではコピーライターに大金を支払うということはあまり聞きません。中小企業であっても宣伝をする必要があるのに、なぜキャッチコピーに力を入れていないのでしょうか。

答えは、力を入れていないのではなく、キャッチコピーを意識しているがそこに費用をかけられず、キャッチコピーを上手に作れない素人で宣伝をするしかないからです。

実際、中小企業のローカルCMなど見ていて恥ずかしくなるときがありますがそれは私だけでしょうか。何を伝えたいのか、映像とナレーションのミスマッチ、キャッチコピーのつもりがキャッチコピーに見えないなど、頻繁にこういった事例が起きています。

なぜそのような事例が起きているかというとキャッチコピーの9割が初頭効果で決まると分かっていないからです。

中小企業のローカルCMから如実に初頭効果の重要性が分かります。

たまにCMで変な自作曲を流しているのを見かけるけど、あれは見ていて恥ずかしいものが多いよね。

初頭効果の応用

肩書きで優秀な人材は数多く存在しますが、肩書きがなくても、とても優秀な人材に見られている人もいます。

その中でも群を抜いている人が無意識的にしている初頭効果の操作の連発。

社会での経験が多いとこのようになりますが、経験を年月をかけて積むのではなく、初頭効果を勉強して、最短で優秀な人材に見られた方が効率的です。

初頭効果を意識して毎日を過ごしていたら自分自身の良かったところ、悪かったところの多くを発見ができます。

初頭効果からみるマーケティング

マーケティングを考える上で初頭効果は欠かせない心理学のひとつです。

言葉の並びだけでマーケットのシェアに影響が出てきます。優れたマネージャーは初頭効果を疎かにしません。

ホームページを作る際にも初頭効果は重要になってきます。

マーケットの規模が大きい、小さい関係なくファーストインプレッションにより、お客が持つ印象は大きく変わります。

初頭効果 まとめ

●初頭効果とは、最初に与えられた情報が後の情報に影響を及ぼす心理現象をいう。

●マーケティングを考える上で初頭効果は欠かせない心理学のひとつ。

●初頭効果の反対は親近効果。

●初頭効果を意識していればプラスになることが多い。


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