クレショフ効果【印象操作の心理学】

おじいさん

クレショフ効果はマーケティングに取り入れるべき心理学の効果のひとつです。

クレショフ効果を理解し、追求することにより、多くの集客を期待できるようになります。

今回の記事はクレショフ効果について、ビジネスに取り入れて使えるように分かりやすくまとめています。

【本記事の特徴】

○心理学のクレショフ効果がわかる。

○印象操作が上手くなる。

○クレショフ効果をビジネスに取り入れる方法や考え方がわかる。

クレショフ効果とは

クレショフ効果とはひとつの画が、その前後に位置する画の意味に対して及ぼす影響効果をいいます。

すこし分かりづらいので例を用いて説明します。下の画像を順番に見て、どのように感じますか?

おそらく、多くの人は、下の画像のおじいさんがパンを欲しているように感じたのではないでしょうか?

次にまた例を出します。

おそらく、多くの人は、下の画像のおじいさんが亡くなったと感じたのではないでしょうか?

【組写真を見て勝手に意味を作り上げる現象こそがクレショフ効果】

組み写真を見て、多くの感想を持ったと思いますが、これらの写真は本来はひとつひとつとしてでしか意味を持っていません。パンならパンの画、石像なら石像の画、おじいさんならおじいさんの画です。

これらの写真を組み合わせることによって多くの人は勝手に意味を作り上げてしまいます。この現象をクレショフ効果といいます。

人の心理を利用して簡単に印象の操作ができてしまうんだ!なかなか恐い心理効果だよ。

クレショフ効果の具体例

クレショフ効果は非常に多くの場で使われています。特に大手企業やマスメディアに多く見かけます。

以下は実例です。マーケティングの参考にしてください。

【クレショフ効果を使ったマスコミの映像編集】

よくテレビなどで事件の犯人の映像が映ります。

そして、その犯人の映像の前後には凄惨な事件現場が映ります。

そのように編集することでその犯人が仮にえん罪だとしても、その映像を見た人の印象は真犯人、もしくは極悪人として残ります。

えん罪だとわかった後でもその印象が強く残っており、えん罪という事実と映像の印象の隔たりが大きいため、えん罪になった人は通常の生活に戻るのに多くの時間を費やします。

ここで大事なのは映像の組み合わせによって印象を大きく操作することができるという点です。

クレショフ効果とはそれほど強い心理現象です。

マスコミは情報のプロ。僕はテレビを見ていて、その映像の作りから悪意を読み取れるよ!

【クレショフ効果を使った企業CM】

クレショフ効果を意識したCMは質の高いCMになることがほとんどです。

以下に具体例を載せていきます。

春夏秋冬を取り入れた商品CM

企業の一商品を宣伝する際に、春ならば桜の映像と商品、夏ならば海の映像と商品、秋ならば紅葉と商品、冬ならば雪と商品、のように本来商品とは全く無関係の季節がその商品の良さを際立たせます。

ビールのCMではよく春と夏にクレショフ効果を意識したCM作りをしています。花見とビール、海とビール、バーベキューとビールは多くの人に印象付けされていると思います。

鍋のCMではよく秋と冬にクレショフ効果を意識したCM作りをしているものが多いです。寒くなってくる時期、CMには景観が映り、その後鍋が映ります。

クレショフ効果の応用【ビジネスに取り入れる】

クレショフ効果をビジネスに取り入れることにより、意図した方向に企業ブランドを持っていくことが可能です。又、意図した方向に商品ブランドを持っていくことも可能です。

Webショッピングをしている人も含め、販売業では、クレショフ効果により売上を上げることも可能です。

実際にクレショフ効果をビジネスに取り入れる方法を具体的に説明します。

【企業ブランドのロゴをクレショフ効果の視点から刷新する】

経営者であれば、企業ブランドのロゴを登録する際、自分なりに考えてピンときたロゴで登録している経営者は多いと思います。

大手企業のロゴならば、既にイメージができあがっているのでそのロゴを変える必要はないのですが、新たに会社を始めたばかりだったり、実はロゴを適当に作ってしまい、会社で使っていないなどの場合は企業ブランドになるロゴを刷新すべきです。

例えば、

運送業の会社のロゴの場合は、走っているイメージが湧くロゴに変える
海運業であれば海のイメージを取り入れたロゴに変える
歯医者ならば歯のイメージを取り入れたロゴに変える
高級店ならば高級感あるロゴに変える

などロゴのイメージを作ることにより、ただそれだけで、相手への印象付けが成功します。

【売りたい商品の周りを飾る】

クレショフ効果とは単に二枚の画の組み合わせによって起こるだけではなく、一枚の写真でも充分に効果を発揮します。

上の写真をご覧ください。

仮にワイングラスを売りたいと考えたとします。

その場合、ワインを入れて、周りをぶどうや樽で飾ると、ワイングラス単体で写っている画よりも華々しく見えます。

この一枚の画から、この画の前後を想像する人も少なくないです。

この画の場合、

前はワインをお洒落に注ぐ印象
後はワインをお洒落な場で飲んでいる印象

などが想像出来ます。

このような印象を表面に出すことができれば(お客にその印象が届けば)、クレショフ効果は成功しているといえます。

まとめ

●クレショフ効果とはひとつの画が、その前後に位置する画の意味に対して及ぼす影響効果をいう。

●クレショフ効果の影響は大きい。

●クレショフ効果はビジネスに取り入れるべき心理学。


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