ツァイガルニック効果【未完成に惹かれる心理】

今回の記事は、ツァイガルニック効果という行動心理学をまとめ、それをビジネスに応用する方法などをご紹介しております。

ツァイガルニック効果といえば専門用語でわかりにくいですが、内容は誰もが一度は耳にしたことがある心理現象です。

【本記事の特徴】

○心理学のツァイガルニック効果がわかる。

○ツァイガルニック効果をビジネスに取り入れる具体的な方法がわかる。

○マーケティングの質が上がる。

ツァイガルニック効果とは

美女と野獣と聞けば、誰しもが知っているディズニーの長編アニメーションを思い浮かべる人も少なくないでしょう。

現実の世界でも恋人同志が美女と野獣という表現でからかわれたりすることもあると思いますし、実際にあきらかに美女と野獣というカップルも少なくありません。その逆も然りです。

ツァイガルニック効果とは、完成されたものよりも未完成なものに興味を引かれてしまう心理現象をいいます。又、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうが、達成できた事柄よりもよく覚えているという心理現象でもあります。

ツァイガルニック効果の具体例

ツァイガルニック効果の実例を紹介します。

【未公開楽曲のリリース(ツァイガルニック効果のマーケティング方法)】

未公開の楽曲をリリースというフレーズは、その作曲者が亡くなってから聞く言葉です。

そしてその楽曲は大物歌手であることも多いせいか、大抵ミリオンセラーになります。

これはその大物歌手の存在が大きく関わってきますが、このミリオンセラーの一番の要因はその歌手が生前のときに発売できなかった、もう聞くことのできない楽曲が、歌手が亡くなった後でもその新曲が聴けるというドラマが「未公開の楽曲をリリース」というフレーズに含まれているからです。

未完成のままこの世を去ってしまった大物歌手の生前見ることができなかった完成形の楽曲をファンが待ち望んでいるからこその販売戦略です。

この販売戦略を取られると、仮に良い歌に聞こえなくても、その曲の背後にドラマがあることによって買いたくなる人も多いはずです。

このマーケティングをツァイガルニック効果を取り入れたマーケティング戦略といいます。

尾崎豊やZARD、マイケルジャクソンなどなど。利権はどこにあるんだろうね。少し大人の闇を感じられるよね。

【未完成の絵画 数十億円で落札!(ツァイガルニック効果)】

有名画家の未完成の絵画が見つかりましたとニュースなどで稀に放映されます。この未完成の絵画が数十億円で取引されたというのも見聞きします。

では、もし、この絵画が完成していたとしたら、その額かその額以上で取引されていたかというと疑問が残ります。

未完成のまま絵画の製作が終わっているからこそ、現代の美術アーティストの想像が掻き立てられ、魅了する一枚に見えるのではないでしょうか。

これがツァイガルニック効果です。

ツァイガルニック効果の応用

Webマーケティングの世界では、テレビCMなどを見ていたら「続きはWebで」といったものや、「ここから先は会員登録が必要です」といった文言をよく見かけます。

これこそがツァイガルニック効果を利用したマーケティング手法なのです。

感覚でこの手法を現場で覚えて実用できるようになるためには数年かかるかもしれませんが、Webマーケティングと行動心理学を併用して勉強することにより、すぐにできるようになります。

まとめ

●完成されたものよりも未完成なものに興味が惹かれてしまう心理現象をいう。

●人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうが、達成できた事柄よりもよく覚えている。

●「続きはWebで」という方法はツァイガルニック効果を利用したマーケティング手法のひとつ。

もう一個ツイートを追加します。


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