暗黙の強化とは【心理学】

暗黙の強化について今回の記事はまとめています。心理学の暗黙の強化はビジネス以外でも結構役立ちます。是非、明日から使ってみてください。

【本記事の特徴】

○心理学の暗黙の強化がわかる。

○恋愛スキルが上がる。

○営業スキルが上がる。

○マーケティングの質が上がる。

暗黙の強化とは

暗黙の強化とは、比較対象となる人を叱ったり悪く言ったりすることにより、相対的にもう一方は褒められていると感じる心理現象をいいます。

人間関係でもビジネスでも効果がある暗黙の強化を以下の具体例から説明していきます。

暗黙の強化の具体例

暗黙の強化は、意図的に使うと少し卑劣な方法になることが多いです。しかし、時としてそれが必要なこともあります。又、暗黙の強化を使って相手の改善を図るという方法もあります。

【兄弟喧嘩で感じる暗黙の強化】

まだ幼い兄弟はよく兄弟喧嘩をして親に怒られます。兄弟がいる人は体験したことがあると思いますが、たとえば、兄が親に怒られたら、弟は少し褒められた気になることがあります。その逆も然りです。これを暗黙の強化といいます。

まだ幼い兄弟で兄弟喧嘩をしたときに怒られていない方が「ほ~ら」と挑発的に言うときがあります。これは、親が自分に味方してくれた、自分は正しかったという心理の表れでもあります。

今回の例でいうと、弟は別段褒められた訳ではないのに、上記のような心理状態になっているのです。

暗黙の強化を応用すれば、逆に、親が兄弟二人を呼んで、「お兄ちゃんは本当に偉い子ね。お母さんとっても嬉しいわ」と言ったとします。兄はお母さんに褒められた!と思うわけですが、弟はお母さんに叱られた感覚になることがあります。

このお母さんの意図は弟を叱るために兄弟二人の前で兄だけをあえて褒めたというパターンです。

暗黙の強化とは直接本人に怒って(褒めて)いないのに、間接的に怒られた(褒められた)と感じてしまう心理現象です。

実はこれ、直接に伝えるよりも効果があります。

子どもがひねくれないように注意していかないとね!

【恋愛にも効果的の暗黙の強化】

暗黙の強化は恋愛にも効果的です。

気になっている人に対して「あの子って明るくって見た目も良いからモテてるらしいよ」と言ったとします。

その言葉に気になっている人が敏感に反応してくれたら脈ありの可能性大です。逆に反応しなければ脈なしの可能性大です。

というのは、この言葉は俗に言う「かまをかける」です。もしその気になっている人が自分のことを好いていてくれたならば、「えっ?あなたもそう思うの?」とか「私は比較対象にならないよね」などの発言が出てきます。

わかりやすい例ではありますが、暗黙の強化を意識した会話をすることによって相手の心情をさも簡単に察知することができるのです。

このレベルになるには少し鍛錬が必要です。失敗したらただ単に「勘違い」している人になります。

ホストやキャバ嬢はよくこの手を使っているよ!

暗黙の強化の応用

直接的な表現ですと反感を買ってしまうようなことも、暗黙の強化を上手に使えば、ライバルを引き落とすことも容易にできてしまいます。

たとえば、取引先でその取引先のライバル会社の話をするとき、「うちは今あの会社とはちょっと距離を置いているんだよね。」などというと、取引先は「何かあったのかな。うちとは付き合ってくれるのかな」や「うちはいつも通り付き合ってくれているから大丈夫そうだな」などと思うこともあります。

少し卑劣ですが、この場合、その取引先のライバル会社の株を下げることによってこの取引先を褒めているという形になります。これを察した取引先はもっと頑張ろうと直接的に褒めるよりも思うはずです。

暗黙の強化は上手に使ってこそ効果を発揮するんだ!失敗すると逆効果になるから要注意!

【キャッチコピーに擦り込む暗黙の強化】

「お客さま!騙されないでください!」というキャッチコピーは「うちは大丈夫です、安心できます」という意味の解釈ができます。

「業界初!」というキャッチコピーは「うちが最新式ですよ!」という意味に解釈できます。

「類似商品にご注意ください!」は「うちが本家の商品ですよ!」という意味に解釈できます。

暗黙の強化を意識したキャッチコピーは、深いキャッチコピーになりやすいです。

まとめ

●暗黙の強化とは、比較対象となる人を叱ったり悪く言ったりすることにより、相対的にもう一方は褒められていると感じる心理現象をいう。

●暗黙の強化は直接的に伝えるよりも効果的である。

●暗黙の強化はビジネス意外でも大活躍する。

●暗黙の強化は少し卑劣性を秘めているので多様厳禁。逆に信頼を落としかねない。


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