想起集合とは【心理学】

想起集合、マーケティングの心理学として広く知られています。今回の記事は想起集合について具体例を入れてまとめました。

想起集合を上手に活用したマーケティングをすることによって、経費を抑えて消費者の候補に自社商品が挙がってくるかもしれません。

【本記事の特徴】

○心理学の想起集合がわかる。

○お金をかけなくても良いマーケティング手法がわかる。

○マーケティングの質が上がる。

想起集合とは

想起集合とは、人が購買行動を取るとき、頭に浮かぶジャンルやカテゴリーのことをいいます。

たとえば、車を買うと思ったら、頭にトヨタに日産、ホンダなどが思い浮かぶと思います。カップラーメンを買うと思ったら、カップヌードルや緑のたぬき、赤いきつねなどが思い浮かぶと思います。

頭に浮かぶこれらが心理学の世界では想起集合と呼ばれます。

想起集合を知ることでマーケティングの質を大幅に上げることができます。以下に具体例を記します。

想起集合の具体例

想起集合の具体例から実際にどのように使われているのかを見ていきましょう。

【宣伝し続けて自社の商品知名度を上げる商品、その力を利用する商品】

大手企業のマーケティング方法はお金にモノを言わす手法が多いです。実際、上記の例で取り上げたトヨタや日産、カップヌードルや赤いきつねなどは繰り返しの宣伝により、日本人ならば知らない人がいません。

繰り返し宣伝するということはそれだけ費用がかさんでいるということです。贅沢なマーケティング手法ですが、効果はとてもあります。

消費者の想起集合に入れば、それだけで購入候補となるわけですから。

しかし、大手企業でなくても想起集合のレパートリーに入る余地は十分にあります。広告費をかけずに想起集合のレパートリーに入る方法です。

たとえば、スーパーに商品を卸している会社だとします。知名度のない会社の商品なのでスーパーにおいてもらっても小さな棚の片隅にしかその商品はおかれないでしょう。

しかし、たとえば、○○産の野菜!ということをアピールできる商品ならば、想起集合の力を広告費をかけずに借りることが出来ます。

「国産」でも良いですし、「北海道産」でも良いです。

消費者は一定の割合で中国産を嫌います。そういった消費者の狙い撃ちです。

「指定医薬品 栄養ドリンク」でも良いかもしれません。効く栄養ドリンクを探している消費者へ狙い撃ちです。

想起集合のカテゴリーを大きく見ることによって自社の商品を想起集合内に入れることができます。

お金をかけることだけが良いマーケティング手法じゃないよ!

【特定層に向けた商品開発が鍵】

特定層に向けた商品開発を進めていくと、もともと想定していた消費者層以上の枠で商品の人気が高まっていくことがあります。

近年、こういった事例はいくつもあります。

ネット社会が浸透してきた現代だからこそのマーケティング手法です。一昔前では特定層に向けて商品開発なんて全くといっていいほどしてませんでした。

マーケティングは常に変化しています。敏感にマーケットを分析できるスキルを身につけるとニッチな領域から大きなシェアへと繋げていくのも夢物語ではありません。

想起集合の応用

実店舗でもWebストアでも基本的には一緒の考え方をします。

想起集合とは、人が購買行動を取るとき、頭に浮かぶジャンルやカテゴリーのことをいいました。

ネット上で買い物をしようと思い浮かべたとき、想起集合はYahoo!ショッピングや楽天市場などを思い浮かべる人が多いと思います。

もちろんYahoo!ショッピングや楽天市場と闘っても勝ち目はありません。

実店舗と同様に、○○産!や指定医薬品!などで勝負をしなければなりませんが、Web上だと更に想起集合の利点を掴むことができます。

買いたい商品を検索するユーザーに対して、たとえば、そのユーザーが北海道産を探していたとしたとき、自社の商品のPRは「北海道といえばこの商品」的なPRを導入すれば効果はあります。自社のサイトに入ってくれたら、紹介文のところに「北海道を知り尽くした自社だからこそできた商品~」なんて文言も良いかもしれません。

まとめ

●想起集合とは、人が購買行動を取るとき、頭に浮かぶジャンルやカテゴリーのことをいう。

●想起集合のマーケティングの考え方として特定層に向けたマーケティングを取ることが有効。


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